「居酒屋×ファインプレー」

こんにちは。
君塚正道です!!


プロフィールはこちら。




居酒屋で見る、
ファインプレーとは!?


先日、友人との集まりで
ある居酒屋に行った時のことです。。。




私たちは、
5点盛のお刺身を注文。


しばらくすると、
新鮮なお刺身と醤油皿が人数分(3枚)出された。



・・・間もなくして、
遅れてきた人(1人)が合流。


そこで、遅れてきた仲間の分の
醤油を入れる小皿が欲しいと店員さんに頼む。




さて、ココで店員さんは
持ってきた小皿をどこに置くのか!?



▲ここに競技性を入れて観察してみることに。




<現場の様子>


・最初からいた人は3人 ⇒ ●

・遅れてきた人は1人 ⇒ ○

・足りない小皿が置かれた場所 ⇒ ×

若い女性店員 ⇒ ◎



   ○  ●
  ――――
  ×―――
◎  ●  ●



結果は、


小皿は残念ながら店員さんに
とって一番近いテーブルの角に置かれた。


そう、ここでのファインプレーは、
遅れてきた人の前に小皿が置かれることである!!



※瞬時の状況判断で、
どこに小皿がないのか見てくれたら、
遅れてきた人の前に小皿が置けたのである。


ただ頼まれた小皿を届けるだけでは
お客の手間が増えたり、気の利かない店員・お店と言う評価が付くリスクがある。。。


これって商売的にはマイナスですよね。



・・・1秒で良いから、
ゆとりがあれば出来ない行動ではないはずなのに。




つまり、生涯スポーツであれば
そこまで求めない要素も競技スポーツでは求める。


家庭の食卓であれば求めないことも、
飲食店ではついつい求めてしまうことがある。


競技結果とお店の売上。
スポーツ選手の動きと店員さんの動き。


意外と似ていませんか!?



※日常に競技性を入れて観察すると、
居酒屋にもファインプレーは存在するわけです。





▼例えば、
サッカーの試合で考えてみよう。



ゴール前に
ポイントゲッターA選手がいる。


A選手にパスが通ればチャンスである。


ボールを持つ仲間のB選手はフリーでドリブル中である。


A選手は更にゴール前に走り込む。



●そこで、B選手が
A選手に向ってパスを出す!!



・「A選手が今いる場所にボールを蹴るB選手」


・「A選手がそのまま走り込みシュートしやすい場所にボールを蹴るB選手」



どちらもポイントゲッターのA選手にボールが届くのでチャンスではあるが、
よりゴールに結びつきやすい後者がファインプレーである!!



一つの目的である、
ポイントゲッターA選手にパスを出すことは前者でも出来ている。


こうやってフォーカスすれば何も問題はない。



しかし、そこに競技性(試合中だ!!)を入れると、
どうしてゴールを入れやすい場所にパスを出そうとしないのか
監督やA選手は気になる。



つまり、
点数を入れ勝つために
サッカーの試合をしているわけです!!


・・・実際、サッカーの指導現場であれば
B選手は後で監督から指導を受けるでしょうね。。。





では、
話を戻します。



『居酒屋を営業する上での目的は?』



お料理やお酒、空間、
接客などのサービスを通じて
お客さんを喜ばせて満足させることですかね!?



・・・人は人の
気づかいに喜ぶ単純な生き物です。


だからこそ、
サービス業はどこよりも
接客に力を入れているわけですよね!!




全ての行動が、
常に目的を意識して出来ているか。


それだけのことです。




●競技慣れした
私の目(競技力フィルター)で
日常を言語化する。


意外と難しいですね。。。



ファイト〜!!





【後記】


都内に向かう電車内で
あることに気が付きました。


いつもなら隙間なく貼られている車内広告。
この不景気が影響しているのか隙間が目に付く。。。


私は来年元日から、
日経流通新聞を購読することに。


体育会系の私でもビジネスを少し語れるように、
2009年の最初の自己投資は日経MJに決まりです!!



※写真は「日経流通新聞」のHPから引用。